三井海洋がウリ気配スタート、21年12月期の損失拡大及び減配見通しを発表
三井海洋開発<6269>がウリ気配スタート。同社は21日取引終了後、集計中の21年12月期連結業績予想について、売上高4000億円(前の期比29.1%増)は据え置いたものの、経常損益を45億円の赤字から300億円の赤字(前の期は128億5400万円の赤字)へ、純損益を65億円の赤字から300億円の赤字(同130億7600万円の赤字)へ、年間配当予想を30円から15円(前の期は45円)へ下方修正すると発表した。
21年の年初から操業を停止していたガス田開発プロジェクト「FPSO Cidade de Santos MV20」の操業再開が22年1月にずれ込んだことや、ブラジル沖の油田プロジェクト「FSO Cidade de Macae MV15」でオイルタンク内部の腐食が想定以上に進んでいることが判明し、多額の修繕費用を将来損失額として計上する見込みであることなどが理由。経営責任を明確にするためとして、役員報酬の減額もあわせて発表している。
出所:MINKABU PRESS
21年の年初から操業を停止していたガス田開発プロジェクト「FPSO Cidade de Santos MV20」の操業再開が22年1月にずれ込んだことや、ブラジル沖の油田プロジェクト「FSO Cidade de Macae MV15」でオイルタンク内部の腐食が想定以上に進んでいることが判明し、多額の修繕費用を将来損失額として計上する見込みであることなどが理由。経営責任を明確にするためとして、役員報酬の減額もあわせて発表している。
出所:MINKABU PRESS