シュッピン---今期業績予想の上方修正を発表、経常利益は前回予想比49.9%増
シュッピン<3179>は17日、2021年8月4日に公表した2022年3月期通期業績予想の修正を発表した。
売上高が415.76億円(前回予想比7.1%増)、営業利益が29.66億円(同48.6%増)、経常利益が30.05億円(同49.9%増)、当期純利益が20.73億円(同52.1%増)に、それぞれ上方修正した。
同社は、主な修正の理由として、以下の2点を挙げている。
主力のカメラ事業において、前年度末にリリースした「AIMD」とOne to Oneマーケティングを活用した販売施策の実施及び需給に合わせたタイムリーな買取・販売価格の設定が可能となったこと、さらには、第3四半期において、メーカー各社からフルサイズミラーレスカメラの新製品が発売されたこともあり、ECでの売上高が好調に伸長した。時計事業においては、人気時計ブランドを中心とした戦略的な品揃えを維持したことで、売上高が前回予想を大きく上回る見通しとなった。
また、人員のジョブローテーションや業務フローの見直しなどを行い、生産性の向上に取り組んだ結果、人件費を中心とした販売管理費のコントロールが改善したこともあり、各利益も前回の予想を大きく上回る見通しとなった。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等により、消費者動向が大きく変動し、当業績予想について再度修正が必要となる場合には速やかに開示するとしている。
《ST》
提供:フィスコ