クリヤマHDが連日の年初来高値、利益上方修正期待とシェール関連で注目
クリヤマホールディングス<3355>は全体相場が波乱安となるなか売り物をこなし続伸、連日の年初来高値更新と気を吐いている。時価は2018年11月以来約2年10カ月ぶりの高値水準。日経平均が先物を絡め急落となるなか、東証2部指数は相対的に強さを発揮しており、東証2部上場の同銘柄にも根強い買いが入っている。株価は前日に5日移動平均線を足場に大陽線を立てたが、きょうもその余勢を駆って上値指向。ホースなどを中心にゴム・合成樹脂製品を手掛ける。足もとの業績好調で21年12月期最終利益17億円(前期比18%増)予想は上期時点で超過しており、上方修正の公算が大きい。シェールガス関連にも位置付けられ、原油価格が高騰するなかテーマ性も内包している。PBR0.7倍台で株価指標面でも割安感がある。
出所:MINKABU PRESS
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