デイトナ---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、期末配当の増配を発表
デイトナ<7228>は5日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比33.5%増の57.66億円、営業利益が同119.8%増の8.37億円、経常利益が同126.2%増の8.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同153.6%増の6.29億円となった。
国内拠点卸売事業の売上高は前年同期比38.7%増の44.95億円、セグメント利益は同118.8%増の7.35億円となった。第1四半期に引き続き、ツーリングバッグ、インカム、スマホマウント等のツーリング用品を中心にメンテナンス用品や新型車対応商品など、ほとんどの取り扱いジャンルが伸長した。ダートフリークでの主軸であるオフロード関連商品販売も伸長した。
アジア拠点卸売事業の売上高は前年同期比298.4%増の0.89億円、セグメント利益は0.00億円(前年同期は0.14億円の損失)となった。第1四半期に引き続き新規取引先数社との取引が順調に伸長した。
小売事業の売上高は前年同期比9.3%増の11.30億円、セグメント利益は同95.8%増の0.85億円となった。ライダーズ・サポート・カンパニーが運営するバイク用品・部品小売店のライコランドFC事業は、2020年10月より1店舗減少して2店舗での運営となったが、来店客数、客単価共に第1四半期に引き続き増加し、3店舗運営であった前年同四半期を上回る好調な販売状況となった。ダートフリークが運営するオフロード専門店のダートバイクプラス事業も、実店舗・インターネット販売共に前年同四半期を上回った。
その他事業の売上高は前年同期比47.1%増の1.27億円、セグメント利益は同49.1%増の0.12億円となった。太陽光発電事業では、前年同四半期連結累計期間と比較して日照時間の影響等で売電収入は若干減少したが、主要な費用となる減価償却費が減少した結果、利益については前年同四半期連結累計期間を上回った。また、リユースWEB事業では、中古部品の仕入先の確保に努めた結果、売上高が前年同四半期連結累計期間比で大きく伸長し、利益面での損失幅を縮小することができた。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.8%増の106.80億円、営業利益が同21.3%増の14.39億円、経常利益が同23.7%増の14.84億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.0%増の10.39億円とする期初計画を据え置いている。また、同日、配当方針に基づき現在までの業績を検討した結果、期末配当について前回予想の1株当たり42.00円から10 .00円増配の52.00円(前期比6.00円増配)に修正することを発表した。
《ST》
提供:フィスコ