TDKは年初来安値更新、好決算や株式分割発表も材料出尽くし
TDK<6762>は続落し年初来安値を更新。28日の取引終了後、22年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、売上高は前年同期比35.8%増の4200億5800万円、純利益は同2.0倍の266億6600万円だった。好調な決算に加え、9月30日を基準日として1株を3株に株式分割することも発表したが、当面の材料出尽くしとみた利益確定売りが優勢となっている。
4~6月期は自動車市場向けをはじめ、ノートパソコンなどのICT市場向け販売が増加したほか、データセンター需要の回復に伴いHDD(ハードディスクドライブ)向けの販売も好調だった。一方スマートフォン向けは、半導体不足やインド、東南アジアでの感染再拡大の影響により若干の増加にとどまった。
出所:MINKABU PRESS
4~6月期は自動車市場向けをはじめ、ノートパソコンなどのICT市場向け販売が増加したほか、データセンター需要の回復に伴いHDD(ハードディスクドライブ)向けの販売も好調だった。一方スマートフォン向けは、半導体不足やインド、東南アジアでの感染再拡大の影響により若干の増加にとどまった。
出所:MINKABU PRESS