<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に田中化研
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の13日午後2時現在で、田中化学研究所<4080>が「売り予想数上昇」で2位となっている。
12日の取引終了後に22年3月期の単独業績予想を発表しており、売上高330億円(前期比45.0%増)、営業損益6億5000万円の赤字(前期2000万円の赤字)、最終損益9億円の赤字(同4億1400万円の赤字)を見込むとした。
脱炭素化の対応からEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド自動車)、HV(ハイブリッド自動車)の普及が見込まれ、それに伴い車載用のリチウムイオン電池やニッケル水素電池の需要増加が継続するとみられることから、車載用のリチウムイオン電池向け製品やニッケル水素電池向け製品が牽引役となり増収となる見通し。ただ、減価償却費や労務費の増加などのコストが先行することから採算は悪化し、赤字幅拡大を見込んでいる。
今期の赤字拡大見通しを受けて、同社株は朝方から売りが優勢の展開。株価は急落してストップ安の1027円に下落し、なおも売られていることが、売り予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
12日の取引終了後に22年3月期の単独業績予想を発表しており、売上高330億円(前期比45.0%増)、営業損益6億5000万円の赤字(前期2000万円の赤字)、最終損益9億円の赤字(同4億1400万円の赤字)を見込むとした。
脱炭素化の対応からEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド自動車)、HV(ハイブリッド自動車)の普及が見込まれ、それに伴い車載用のリチウムイオン電池やニッケル水素電池の需要増加が継続するとみられることから、車載用のリチウムイオン電池向け製品やニッケル水素電池向け製品が牽引役となり増収となる見通し。ただ、減価償却費や労務費の増加などのコストが先行することから採算は悪化し、赤字幅拡大を見込んでいる。
今期の赤字拡大見通しを受けて、同社株は朝方から売りが優勢の展開。株価は急落してストップ安の1027円に下落し、なおも売られていることが、売り予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS