東芝が朝高後に値を消す、CVCの買収価格は1株当たり5000円との報道も
東芝<6502>が朝高後に、値を消す展開。英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズからの買収提案を受け、7日の株価はストップ高と急騰した。この日も朝方は値を上げて始まり一時4805円まで上昇し年初来高値を更新する場面があった。しかし、買い一巡後は売り物に押され前日比でマイナス圏に転じた。NHKなど複数のメディアは、CVCが提示した買い取り価格は1株当たりおよそ5000円だったと報じている。ただ、東芝の企業価値をどうみるかで見方は分かれているほか、原子力事業などを手掛ける同社は外為法の審査対象にもなることから、買収が実現するかどうかには不透明感もあり、株価には強弱感が対立している。
出所:MINKABU PRESS
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