川口化が大幅3日続伸、自動車生産回復受け21年11月期業績予想を上方修正
川口化学工業<4361>が大幅高で3日続伸し年初来高値を更新している。5日の取引終了後、21年11月期の連結業績予想について、売上高を70億円から71億円(前期比7.1%増)へ、営業利益を1億5000万円から2億5000万円(同3.1倍)へ、純利益を1億円から1億8000万円(同3.0倍)へ上方修正したことが好感されている。
従来はコロナ禍の影響により厳しい受注状況を見込んでいたが、主要製品であるゴム薬品部門が自動車生産の回復に合わせ前年同期を上回っているほか、医療用途ゴム薬品の拡販が継続するとみられることが要因。また、中間体部門やその他部門でも、医薬品用途脱水縮合剤の需要に合わせた生産体制を強化するなど、グループで効率生産や合理化に努めたことも寄与する。
なお、同時に発表した第1四半期(20年12月~21年2月)決算は、売上高18億1100万円(前年同期比5.2%増)、営業利益1億300万円(同96.5%増)、純利益7800万円(同94.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
従来はコロナ禍の影響により厳しい受注状況を見込んでいたが、主要製品であるゴム薬品部門が自動車生産の回復に合わせ前年同期を上回っているほか、医療用途ゴム薬品の拡販が継続するとみられることが要因。また、中間体部門やその他部門でも、医薬品用途脱水縮合剤の需要に合わせた生産体制を強化するなど、グループで効率生産や合理化に努めたことも寄与する。
なお、同時に発表した第1四半期(20年12月~21年2月)決算は、売上高18億1100万円(前年同期比5.2%増)、営業利益1億300万円(同96.5%増)、純利益7800万円(同94.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS