島津が急騰、上期利益改善で21年3月期経常利益と配当予想を増額修正
島津製作所<7701>が大幅高スタートで4日続伸し、約10カ月ぶりに年初来高値を更新している。9日の取引終了後に発表した21年3月期上期(4~9月)の連結決算で経常利益が前年同期比7.6%増の194億5900万円となり、これを好感する買いが入っている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、売上高は前年同期比4.1%減の1787億6500万円だった。一方、利益面では新型コロナウイルス検出試薬キットが業績貢献したほか、半導体製造装置向けターボ分子ポンプの販売好調や経費削減なども寄与し、増益を確保した。
上期業績の好調を踏まえ、21年3月期通期の同利益予想を従来の220億円から375億円(前期比12.1%減)へ上方修正するとともに、年間配当を従来計画の26円から28円(前期は30円)に増額修正している。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、売上高は前年同期比4.1%減の1787億6500万円だった。一方、利益面では新型コロナウイルス検出試薬キットが業績貢献したほか、半導体製造装置向けターボ分子ポンプの販売好調や経費削減なども寄与し、増益を確保した。
上期業績の好調を踏まえ、21年3月期通期の同利益予想を従来の220億円から375億円(前期比12.1%減)へ上方修正するとともに、年間配当を従来計画の26円から28円(前期は30円)に増額修正している。
出所:MINKABU PRESS