栗田工が反発、想定ほど販売落ち込まず21年3月期業績予想を上方修正
栗田工業<6370>が反発している。22日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を2680億円から2700億円(前期比2.0%増)へ、営業利益を225億円から290億円(同5.5%増)へ、純利益を160億円から190億円(同3.9%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期の国内の水処理薬品事業やメンテナンス・サービスにおいて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動停滞の影響による販売の落ち込みが想定ほど発生しなかったことに加えて、在宅勤務や移動制限などで販管費の発生が想定を下回ったことが要因。また、原価率改善の取り組みが順調に進んだことや、その他収益に超純水供給事業における一部顧客との契約の解除に伴う清算益を計上したことも寄与した。
出所:MINKABU PRESS
上期の国内の水処理薬品事業やメンテナンス・サービスにおいて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動停滞の影響による販売の落ち込みが想定ほど発生しなかったことに加えて、在宅勤務や移動制限などで販管費の発生が想定を下回ったことが要因。また、原価率改善の取り組みが順調に進んだことや、その他収益に超純水供給事業における一部顧客との契約の解除に伴う清算益を計上したことも寄与した。
出所:MINKABU PRESS