日本電産は年初来高値更新、第1四半期営業増益がポジティブサプライズ
日本電産<6594>は8日続伸し実質年初来高値更新となっている。21日の取り引き終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高3368億7600万円(前年同期比6.6%減)、営業利益281億1200万円(同1.7%増)、純利益202億8400万円(同6.2倍)となり、市場予想では減益も予想されていただけに、営業増益での着地が好感されている。
テレワーク需要でモバイルパソコン向け超薄型・超小型の出荷は好調だった一方、コロナ禍でサプライチェーンに大きな影響があり売上高は減収となったが、徹底した原価改善などを実行したことが営業増益につながった。また最終利益は、前年同期に保有するセコップ社の冷蔵庫向けコンプレッサー事業の譲渡などによる損失計上があった反動で、大幅増益となった。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高1兆5000億円(前期比2.3%減)、営業利益1250億円(同14.6%増)、純利益1000億円(同70.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2020年07月22日 10時18分
テレワーク需要でモバイルパソコン向け超薄型・超小型の出荷は好調だった一方、コロナ禍でサプライチェーンに大きな影響があり売上高は減収となったが、徹底した原価改善などを実行したことが営業増益につながった。また最終利益は、前年同期に保有するセコップ社の冷蔵庫向けコンプレッサー事業の譲渡などによる損失計上があった反動で、大幅増益となった。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高1兆5000億円(前期比2.3%減)、営業利益1250億円(同14.6%増)、純利益1000億円(同70.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2020年07月22日 10時18分