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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9424 日本通信

東証P
123円
前日比
-2
-1.60%
PTS
122.6円
23:57 12/20
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.55 77.91
時価総額 204億円
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個人投資家・有限亭玉介:本格的上昇局面に入るか…注目株を公開【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年5月29日11時に執筆


株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『本格的上昇局面に入るか…注目株を公開』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まず初めに紹介させていただきますのは、ネット通販「リコメン堂」を運営するジェネレーションパス<3195>です。以前にもユニー・ファミリーマートHD<8028>の業務提携を絡めてご紹介させて頂きました。3月15日の19.10月期1Q決算は経常・営業利益が前年同期比40%以上の減益という結果でしたが、月次売上高報告では4月まで4ヶ月連続で前年同期より売上を上回っていましたので、チャートは微増の上昇トレンドに移りつつあります。

今後は運送費値上げというEC店舗にとっての課題があるものの、投資家期待はユニーファミマとの提携の成果待ちのような状態が続いておりますな。一目均衡表(日足)の雲も6月下旬から薄くなってきている事から、下では拾ってみたいと注目しました。

2つ目の銘柄は、アカツキ<3932>です。国内外で人気の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』やeスポーツブームの後押しもあり、ここ最近同社には注目が集まっております。4月25日の決算発表では、19.3期連結経常利益135億円で前年比28.9%の増加と好調さを示しています。なお、JPモルガンも評価を「強気」で目標株価を8,200円としています。堅調な業績のまま200日線付近では反発の様子でもありましたので、再び調整となれば下値では拾いたくなりますな。

3つ目の銘柄は、クラウドやサーバーのAI自動監視システム等を手掛けるJIG-SAW<3914>です。5月10日に発表された決算では19.12期1Q連結経常利益が前年同期比30.8%増の1.4億円と堅調。今後もIoTパッケージング化サービス等の海外展開が業績寄与の可能性がありますな。

従来のサイバーリスク保険の補償適用範囲を無償で拡大し、ユーザーがより安心なサービスを提供すると4月に発表した同社は、サイバーセキュリティ関連としての一面もあります。今年に入ってからの株価も上昇傾向で、施工現場での自立走行式ローラの研究等、同社の最新技術が日常の多分野で活用されることへの期待があるようです。

4つ目の銘柄はレノバ<9519>です。再生可能エネルギー関連で知られた企業です。5月10日の決算発表では、19.3月期(決算期変更に伴う10カ月の変則決算)の連結経常利益が34.6億円と堅調です。電気自動車よろしく、再生可能エネルギーへのエネルギーシフトの考えが世界的に浸透している事は、売電事業を展開する同社にとっては追い風です。昨年9月の高値1,490円から長らく調整となりましたが、ここ最近は78週線付近で反発する格好も見せてきた為、監視致しました。

5つ目の銘柄は企業向けシステムのコンサルを行うメディアシーク<4824>です。今年4月13日配信の当記事にもキャッシュレス関連銘柄としてご紹介いたしましたが、その後堅調に下値を切り上げてきております。急速なキャッシュレス化が進む中で課題となるのが、偽造を防ぐセキュリティ面ですが、同社の『セキュアQRコードリーダー』の不正検出精度の高さが注目を浴びております。

また、5月20日より同社が発売した『QRセルフレジ』も、小売店の経営管理や効率化で人手不足解消への期待ができ、同分野ではその強みを活かせる場が広がっていくように推測されますねぇ。

最後は、ここ最近急激に物色を受けている日本通信<9424>です。現在銀行のネットバンクや仮想通貨における犯罪手口の巧妙化を背景に、これらへの対策が急務となっています。その上で金融庁「Fintech実証実験ハブ」に選定されたFPoS(Fintec Platform over SIM)が話題化して、それら技術を手掛ける同社に思惑的な買いが入っている模様です。

同社の19年3月期決算説明会資料に記した「FPoS商用化開始から3~5年で時価総額5000億円規模の事業に成長させる事を経営視点としている」という内容が改めて見直されている模様です。小型低位株として値動きも荒くなる傾向はありますが、前述した視点から本格的な反発相場になっていく可能性は高いと見ています。


と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

 提供:フィスコ

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