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【特集】【今週読まれた記事】“ハイテク”軸に読み解く米中対立と“注目銘柄”

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は25日から31日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 全体相場は下値模索を余儀なくされています。問題の中心である米中貿易戦争、その中でも米政府によるファーウェイ制裁は市場に大きなネガティブ・インパクトを与えました。その苛烈さに驚いた方も多いのではないでしょうか。なぜ、米国は一民間企業でしかないファーウェイに対しこれほどの制裁を加える必要があるのでしょうか。「武者陵司 『ファーウェイ問題と米中貿易戦争、米国が圧倒的に優位に』」では、同問題を中国の国家情報法など“背景”から詳細に解説。この記事は多くのアクセスを獲得しランキング上位に入りました。

 通信基地局の世界最大手であるファーウェイの締め出しは、米中による次世代通信規格「5G」時代を見据えた国家同士の“覇権争い”でもあります。5GをはじめIoT人工知能(AI)などテクノロジーの進歩は世界を一変させる可能性を秘めており、国の存亡を左右すると言っても大げさではありません。日本でもこうしたハイテク分野で成果を挙げる企業は多く、投資家の注目を集めています。

 そのなか、今週のランキングトップとなった記事は「これらIT新時代を先導するキーテクノロジーは、その礎となる次世代コンピューティングと切っても切り離せない」と指摘し、膨大な情報量を迅速に処理する“次世代コンピューティング”にスポットを当てた「量子&エッジ『次世代コンピューター相場』起動へ、倍騰候補5銘柄 <株探トップ特集>」となりました。「株式市場でも同関連銘柄は、5G裏テーマ株としての側面も合わせ投資家の熱い視線が注がれることになりそうだ」として有望銘柄をピックアップし、大人気となりました。

 加えて、先週配信して大反響を呼んだ「令和相場“反撃のシナリオ”、爆速上昇!『AI』隠れ有望株5銘柄 <株探トップ特集>」が今週もランクインしています。これらの記事を押さえることで、ハイテクを軸にした米中問題に対する深い理解と有望関連銘柄のチェックが同時に行えます。ぜひご覧ください。

 ファーウェイ問題に言及した記事では「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ “ファーウェイ後”の相場回復に先手!」も人気となっています。北浜氏は「株式市場ではある問題で市場が大揺れに揺れた場合、そこが問題に対する懸念のピークになるのが普通」と、同問題で下げた株のリバウンド狙いを推奨。また、「日本政府はAI人材を年間25万人育成する計画を推進中だ。5G、IoT、クラウド、ビッグデータなどの導入加速がAIの存在感を一段と高めるだろう」と、ハイテク分野に関する日本企業の躍進を期待した「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 小学5年生がAIについて学ぶ時代!」もランキング上位に入っています。

 そのほか、相場コラムでは以下の記事もよく読まれています。<相場観特集>では、米中貿易摩擦の行方を踏まえた今後の見通しを2氏に伺いました。

  富田隆弥の【CHART CLUB】 「燻る“二段下げ”懸念」
  植草一秀の「金融変動水先案内」 ―米中貿易戦争と消費税問題の行方
  先に待つのは反発か一段安か?米中対立に竦む市場 <東条麻衣子の株式注意情報>

  桂畑誠治氏【一進一退の日経平均、“トランプ摩擦”の影響は】(1) <相場観特集>
  田部井美彦氏【一進一退の日経平均、“トランプ摩擦”の影響は】(2) <相場観特集>


 好業績企業などを特集した記事では、20年3月期に経常利益が“連続で過去最高益更新”となる見通しの銘柄をピックアップした「絶好調の20年3月期【連続最高益】リスト <成長株特集>」が第1弾、第2弾、第3弾と揃って上位ランキング入りとなりました。なお、〔第3弾〕は週後半の木曜日配信ながら20位以内に躍り出る人気となっています。

  絶好調の20年3月期【連続最高益】リスト〔第1弾〕 33社選出 <成長株特集>
  絶好調の20年3月期【連続最高益】リスト〔第2弾〕 31社選出 <成長株特集>
  絶好調の20年3月期【連続最高益】リスト〔第3弾〕 38社選出 <成長株特集>

 「先物の指数取引に振り回される東証1部を横目に“個別株投資”を堪能できる2部株に注目」と指摘した「中小型株資金シフトで動意前夜、『東証2部』の“好実態株”に勝機あり! <株探トップ特集>」も多くの方に読まれています。そのほか、「10万円以下で買える」や高利回り銘柄などを特集した、<割安株特集>も定番人気となっています。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 5月29日版
  注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 <割安株特集> 5月29日版

  10万円以下で買える、売上・経常最高&低PER「お宝候補」21社【東証1部】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、売上・経常最高&低PER「お宝候補」15社【2部・新興】編 <割安株特集>


 投資テーマ関連の記事では、6月後半に開催の「G20」で海洋プラスチックごみの問題が重要議題の一つとされていることから“脱プラスチック”関連の企業に注目した「『紙パ関連』舞う! G20接近で脱プラ脚光、CNF1兆円市場も追い風に <株探トップ特集>」が多くのアクセスを集めました。そのほか、今週のトップを獲った“エッジコンピューティング”関連の記事もよく読まれました。

  「エッジコンピューティング」急浮上、5G基地局投資で出番<注目テーマ>
  市場規模18兆円、成長ビッグウェーブに乗る「BtoC」EC関連株 <株探トップ特集>
  「電線地中化」が5位に急上昇、重要道の電柱強制撤去の新制度創設と報じられる<注目テーマ>


 6月下旬にピークを迎える“株主総会”を特集した記事が話題を呼んでいます。「総会シーズン接近、動き出す『アクティビスト』その深層に迫る <株探トップ特集>」は、株主総会を通じて経営に積極参画する「アクティビスト(物言う株主)」をクローズアップ。“株主”という視点から注目される企業を挙げ、人気となりました。

 「株探プレミアム」では、プレミアム会員限定サービスとして“日本の株主”を配信しています。上記特集の例からもわかる通り、その企業の株主がどのように異動しているかを把握することが投資に大きな影響を与えることがあります。上記特集と共に、ぜひご覧ください。

 また、「株探プレミアム」ではプレミアム専用コラムを配信しており、アクセスランキングでも常連となっています。今週は2本を配信。智剣・Oskarグループ主席ストラテジスト、大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」の第17回「本当に強い景気敏感、ディフェンシブ銘柄の見極め方」では、世界景気が不安定ななかで注目される「ディフェンシブ銘柄」について、単純に業種で切り分けるのではなくデータを用いて“本当のディフェンシブ銘柄”を割り出しています。

 プレミアム専用コラム、2本目は100万円の元手を3億円にまで増やした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技 御発注さんの場合-第2回」。“隠れ割安株”を発見する手法や、“ストーキング大株主作戦”というユニークな作戦についても解説されています。コラムはプレミアム会員ではなくても1ページ目が無料で読めますので、投資の参考にぜひご覧ください。

 また、株探プレミアムは30日間の無料体験ができます。「御発注さん」の紹介するストーキング大株主作戦には上記“日本の株主”機能も活用でき、プレミアム専用コンテンツを試すには良い機会ではないでしょうか。ぜひお試しください。


 「本日の【サプライズ決算】速報」「明日の好悪材料」は、今週も全記事がランクインしました。まとめて材料がチェックできる便利な記事です。使いこなせば大いなる時短となりますので、ぜひご活用下さい。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月24日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月27日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月28日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月29日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月30日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月24日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月27日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月28日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月29日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月30日)

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