【特集】10万円以下で買える、売上・経常最高＆低PER「お宝候補」21社【東証1部】編 ＜割安株特集＞

　上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では684社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

　最低投資金額が10万円以下の小額資金で購入が可能な銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期に売上高、経常利益ともに過去最高を見込み、かつ予想PER(株価収益率)が10倍を下回る割安感の強い銘柄に注目してみた。

　下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期売上高・経常利益とも過去最高を見込む、(4)予想PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」21社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額は24日現在)

　なお、26日(日)16時00分に「10万円以下で買える、売上・経常最高＆低PER『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。


　　　　　　　　　　　最低投資 ┌─売上高─┐　　┌─経常益─┐　　予想
コード 銘柄　　　　　　　 金額 増収率　　 今期　 増益率　　今期　　 PER
<2060> フィードワン　　　17700　 10.5　 235300　　 18.7　　5300　　 9.7
<8897> タカラレーベ　　　37300　 21.2　 160000　　 30.7　 11800　　 5.1
<8999> グランディ　　　　45300　　9.1　　48500　　　3.4　　3400　　 5.9
<1893> 五洋建　　　　　　48300　　7.0　 580000　　 11.0　 29500　　 7.1
<4220> リケンテクノ　　　49100　　7.3　 105000　　 10.8　　6500　　 8.6

<7987> ナカバヤシ　　　　50000　　1.5　　65000　　 46.0　　3600　　 6.4
<2734> サーラ　　　　　　58700　　5.5　 220000　　　6.9　　6000　　 9.5
<5288> アジアパイル　　　58700　　5.2　　90000　　　5.2　　5100　　 6.9
<3865> 北越コーポ　　　　59200　　3.3　 285000　　 38.3　 18000　　 9.7
<6535> アイモバイル　　　74800　 11.2　　20001　　 46.6　　3072　　 9.9

<7745> Ａ＆Ｄ　　　　　　77700　 10.7　　53500　　 37.2　　3680　　 7.1
<5930> 文化シヤタ　　　　83600　　4.2　 182000　　　1.8　 11000　　 8.2
<7148> ＦＰＧ　　　　　　88700　 13.6　　25035　　 14.5　 14453　　 7.8
<1942> 関電工　　　　　　88900　　6.5　 600000　　　9.1　 33600　　 8.4
<8923> トーセイ　　　　　89100　 16.2　　71510　　 10.4　 11230　　 5.5

<7438> コンドー　　　　　92000　　9.1　　63070　　　1.4　　4080　　 8.9
<9078> エスライン　　　　92000　　5.8　　52000　　 13.9　　2000　　 7.7
<1879> 新日本建　　　　　93400　　6.5　 110000　　　1.1　 14700　　 5.4
<8935> ＦＪネクスト　　　97000　 10.4　　90000　　　9.1　 11000　　 4.5
<6237> イワキポンプ　　　97400　　4.8　　30561　　　0.8　　2869　　 9.8

<3941> レンゴー　　　　　98800　　7.2　 700000　　 34.8　 37000　　 9.8

※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、PERが倍。
　増収率と増益率は前期と比較した伸び率で単位は％。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

株探ニュース