タカトリが続急騰、半導体関連株人気を追い風に8カ月ぶり高値圏浮上
タカトリ<6338>が続急騰、半導体関連株物色人気の波に乗り一時12%を超える上昇で700円台半ばに歩を進める場面があった。時価は昨年8月以来約8カ月ぶりの高値圏に浮上してきた。もともと出来高流動性の低い銘柄だが、ここ商い増勢でマーケットの注目度の高まりを映している。昨年後半は一貫して下値模索の動きを強いられたが、19年9月期の低調な業績については織り込みが進んでおり、潜在的な売り圧力が枯れているのが強み。半導体製造装置でマルチワイヤーソーの商品競争力が高い。車載関係、パワー半導体、ディスクリート半導体向けの受注が底入れとなり、20年9月期の収益急回復を見込んだ買いに厚みが加わっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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