富士フイルムは新値追い、京大とAI技術を用いた間質性肺炎の診断支援技術を開発
富士フイルムホールディングス<4901>が3日続伸し、新値追いとなっている。傘下の富士フイルムはきょう、京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学と共同で、人工知能(AI)技術を用いた間質性肺炎(肺に炎症が生じ、肺が硬くなる病気の総称)の診断支援技術を開発したと発表。同社は20年度中に自社の医療機関向けシステム上でこの技術を使用できる画像診断支援機能の実用化を目指すとしている。
共同開発した技術は、AI技術を活用したソフトウェアが、CT画像から肺野(はいや)内の気管支、血管、正常肺および、網状影やすりガラス影、蜂巣肺(ほうそうはい)など肺の7種類の病変性状を識別し、自動で分類・測定することで、間質性肺炎の病変を定量化するもの。さらに、肺野内における病変の分布と進行状態が詳細に確認できるよう、肺野を12の領域に分割し、その領域ごとに病変の容積および割合を表示する。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
共同開発した技術は、AI技術を活用したソフトウェアが、CT画像から肺野(はいや)内の気管支、血管、正常肺および、網状影やすりガラス影、蜂巣肺(ほうそうはい)など肺の7種類の病変性状を識別し、自動で分類・測定することで、間質性肺炎の病変を定量化するもの。さらに、肺野内における病変の分布と進行状態が詳細に確認できるよう、肺野を12の領域に分割し、その領域ごとに病変の容積および割合を表示する。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)