DCMが続急伸で新高値、3-11月期は経常増益確保、自社株買いも好感
ホームセンター最大手のDCMホールディングス <3050> が続急伸し年初来高値を更新した。27日大引け後に発表した19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益が前年同期比4.0%増の174億円に伸びて着地したことが買い材料視された。
上期は天候不順による園芸用品の販売不振が響き6.2%の減益だったが、直近3ヵ月(9-11月期)で園芸用品・塗料や防災用品などの販売が伸び、累計で増益に転じた。通期計画の202億円に対する進捗率は86.4%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
併せて、発行済み株式数の0.75%にあたる100万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも好感された。
株探ニュース