【告知】グローバルナビ「日本の株主」新設のお知らせ
株探パソコン版にグローバルナビ「日本の株主」新設のお知らせ
日頃より、有望株発掘サイト「株探」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、株探パソコン版に上場企業の大株主において保有状況の実態をより正確に把握できるグローバルナビ「日本の株主」を新設しましたので、ご案内申し上げます。
「日本の株主」は、大株主の保有銘柄一覧をご覧いただける「有価証券報告書」編と大株主の保有割合増減の記事一覧を掲載する「大量保有報告書」編で構成されています。
「有価証券報告書」編は、すべての上場企業が開示する有価証券報告書に記載されている大株主の状況(上位10件)に基づき、それぞれの大株主について保有銘柄を集計し、大株主が保有する全銘柄を保有株数、保有割合、その時価総額などとともにご覧いただけます。さらに、保有する社数や保有する総時価総額なども掲載しています。
また「大量保有報告書」編は、保有割合が5%以上を保有する株主に提出が義務づけられている大量保有報告書(以下、「5%ルール報告」という)に基づき、国内外の機関投資家を中心にそれぞれの大株主が提出した5%ルール報告記事の履歴がご覧いただけます。
これにより、日本株を大規模に保有しているとみられながら、有価証券報告書の株主には表れない機関投資家の保有状況などが確認できます。一例を上げれば、資産運用世界最大手の米ブラックロックは保有株を信託銀行や資産管理会社などに信託しているとみられるため、有価証券報告書の「大株主の状況」にはまったく登場しませんが、5%ルール報告は頻繁に提出しており、かなりの規模で日本株を保有していることが確認できます。
一方、ノルウェー政府は有価証券報告書の記載から多くの日本企業の株式を保有していることが明らかとなっていますが、保有割合はすべて5%未満のため、5%ルール報告はまったく提出していません。
このように、「有価証券報告書」編と「大量保有報告書」編を併せてご覧いただくことにより、大株主の保有状況の実態をより正確に把握できます。
そのほか「有価証券報告書」編では、大株主の保有社数ベスト100や保有時価総額ベスト100も掲載しており、日本株式市場の大株主構成もご覧いただけます。また、大株主が上場企業の場合は保有合計欄に大株主自身の時価総額を併記しています。それにより、例えば時価総額が約3200億円(12月25日現在)の京都銀行 <8369> は保有銘柄の合計時価総額が約6000億円(同)と自身の時価総額を大幅に上回っていることがわかります。
さらに、全上場企業の自己株式の保有状況も掲載しています。株探の集計によると、企業自身が筆頭株主となっている企業は331社(同)に上るほか、保有割合が20%を超える企業は81社(同)となっています。自己株式の保有割合の多い企業は自己株式の消却による株主還元や株式交換による企業買収など経営戦略にどう活用するか注目されます。
このように本コンテンツは、投資家の皆様がポートフォリオの構築や銘柄選択、売買タイミングなどに参考になる情報となっております。
また、「日本の株主」の新設に伴い、個別銘柄の「大株主」ページにおいて株主名に当該株主の保有銘柄リストに誘導する設定を施しており、「日本の株主」ページ掲載以外の大株主の保有状況もご覧いただけます。
なお、本コンテンツは株探プレミアム会員向けの専用コンテンツですが、新コンテンツのリリースを記念して、2019年2月15日まで(※好評につき、2月28日までに延長)はすべてのユーザーがご覧いただけます。
今後も、「株探」では投資情報・機能の充実や使い勝手の向上を進めて参りますので、何卒ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
2018年12月26日
株探運営事務局 広報
株探ニュース