アンリツが続伸で反騰トレンド入り、5G関連投資動き出し計測器特需に期待感
アンリツ<6754>が続伸、テクニカル的にも株価を75日移動平均線上に浮上させ、反騰トレンド入りの動きをみせている。次世代高速通信規格である「5G」関連投資が国内でも本格化する動きにあり、5G向け通信計測器で高い商品競争力を持つ同社の収益機会が膨らんでいる。電子商取引分野でも5Gによるイノベーションが起こっており、9月にオークションアプリで通販ライブ動画「ライブコマース」の試行を開始したヤフー<4689>に続き、米アマゾン・ドット・コムも日本でのeコマース事業で、これを試験的に導入する方向にあることが伝わっている。スマートフォン利用者への「ライブコマース」普及で5Gの商用化は重要なカギを握っており、ネット消費関連企業だけでなく、ハード面でインフラ整備特需を享受する銘柄の活躍が改めて意識されている。そのなか、同社の19年3月期営業利益は前期比43%増の70億円が見込まれているが、5G向け計測器の収益貢献が高まる20年3月期も利益高成長トレンドに変化はないとの見方が強い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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