アイロムグループは５連騰、子会社が英社とｉＰＳ細胞作製技術でライセンス契約を締結

　アイロムグループ<2372>が５連騰。２２日の取引終了後、１００％子会社ＩＤファーマが、英ケンブリッジ大学のウェルカムトラストＭＲＣケンブリッジ幹細胞研究所からスピンオフしたバイオ企業エルピス・バイオメッド社とｉＰＳ細胞作製技術に関してライセンス契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　今回のライセンス契約は、ＩＤファーマが所有するｉＰＳ細胞誘導キット「ＣｙｔｏＴｕｎｅ－ｉＰＳ」を用いてエルピス社がｉＰＳ細胞を作製し、そのｉＰＳ細胞由来の分化細胞を研究用として供給・販売することについて、全世界を対象とする非独占的な権利を許諾するというもの。これによりＩＤファーマは契約一時金とロイヤルティーを受け取ることになり、業績への貢献が期待されている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）