ハイアス・アンド・カンパニー---3Qは2ケタ増収、ロイヤルティ等が順調に増加
ハイアス・アンド・カンパニー<6192>は14日、2018年4月期第3四半期(17年5月-18年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.4%増の33.23億円、営業利益が同6.6%減の1.81億円、経常利益が同8.1%減の1.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.7%減の0.90億円となった。
当第3四半期は、今後の成長のための投資に注力した期間となった。一方で過去の投資が、会員企業の成果に連動する「ロイヤルティ等」に結び付き、「ロイヤルティ等」の売上高は前年同期比18.1%増の16.93億円、売上総利益は同43.4%増の7.18億円となった。今後の「ロイヤルティ等」を伸ばすための投資として、全国6か所に主力の高性能デザイナーズ住宅「R+house」のモデルハウスの展開を同社グループで進めており、2017年10月に第一号のモデルハウスが茨城県守谷市に完成した。並行して住宅総合展示場への出展も進めており、連結子会社のウェルハウジングを通じて、千葉県柏市の住宅総合展示場『住まいるパーク柏の葉』への出展を決定した。これら取り組みを通じてモデルハウスや住宅総合展示場の運営ノウハウを蓄積し、同社グループだけではなく、会員企業を含めた展開を加速していくとしている。
2018年4月期通期の連結業績の予想については、売上高が前期比25.5%増の49.84億円、営業利益が同23.8%増の3.72億円、経常利益が同15.4%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.0%増の2.20億円とする期初計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ