ジェネパは急反落、１７年１０月期業績が計画下振れで着地

　ジェネレーションパス<3195>は急反落している。１４日の取引終了後、集計中の１７年１０月期連結業績について、売上高が従来予想の８５億円から７６億３２００万円（前の期比１８．２％増）へ、営業利益が１億３０００万円から１７００万円（同７９．５％減）へ、最終損益が８８００万円の黒字から４００万円の赤字（前の期４５００万円の黒字）へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。

　新規事業である中国ＥＣ事業の計画変更に伴う売上高の減少や在庫の評価減が響いたほか、配送の総量規制や商品企画関連事業の納期ずれ込みなどが売上高・利益を押し下げたとしている。

　同時に、昨年７月に発表した北京移動納維信息科技服務への出資について、履行を中止すると発表しており、これも売り材料視されているようだ。共同で運用予定だった自社ＥＣサイト「洋桃派」のサイトがクローズされ、再開のメドについて両社で協議を行ってきたが、同サイトを継続することが困難と判断したことが要因としている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）