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4735 京進

東証S
416円
前日比
-1
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.2 0.85 4.84
時価総額 34.9億円
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馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:話題の「人づくり革命」関連の注目株を探る


皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。

『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。

フィスコアプリとレーダースクリーンの組み合わせ技について、具体的にテーマや銘柄を交えてお話しします。今回、私が注目したフィスコアプリの記事は「衆院選での与党圧勝で政策期待高まる」というものです。

●与党圧勝でどんな銘柄が注目!?10月21日に行われた衆院選では与党が圧勝し、安倍政権が再び始動します。消費税率引き上げを志向する自民党は、2019年10月の消費税率10%への引き上げ時の増収財源の使い道について、『国の借金返済から幼児教育無償化など子育て支援の充実に変更することを争点に掲げる方針』としています。また、自民党の公約では、「アベノミクスの加速化」や「働き方改革」、「北朝鮮への対応」、「憲法改正」に加え、全世代型の社会保障や教育の無償化などを目指す「人づくり革命」の5つの項目を、重点政策として位置づけています。政策期待の高まりから、株式市場の上昇が期待されていますが、不透明感から市場反応は限られるとの見方もあります。ただ、自公が議席の3分の2を獲得したこともあり、「アベノミクスの加速」を背景に、関連する銘柄への物色が改めて強まる可能性がありそうです。電線地中化などの社会インフラのほか、人材、子育て、女性活躍、防衛といった関連銘柄への関心の高まりが予想されます。

●人づくり革命
様々な関連銘柄に注目が集まっていますが、今回は「人づくり革命」について掘り下げたいと思います。人づくり革命は安倍首相が6月中旬に新しく打ち出した政策の一つです。「一億総活躍社会」というビジョンの推進の過程で浮かび上がった課題だと言われています。どの世代の人も生き生きと活躍するためには、それぞれの人が活躍できる下地が必要です。すでに活躍している人に加え、まだ活躍できていない人に活躍してもらうことで、日本人全員が活躍することを目指したものなのです。今回の人づくり革命は「やる気はあるけれどもスキルが足りない人」が活躍できる「チャンスを提供」することを目指したものだと考えられます。活躍するためのスキルを身につけるには、教育が重要となります。つまり、人づくり革命の焦点は『教育投資』だと言えそうです。具体的には、「高等教育や幼児教育費の無償化、待機児童の解消や生涯教育の推進」が対象になっているようです。長期的には教育投資こそが、日本の成長に寄与する投資になります。時間はかかりますが、今回の政策には可能性を感じている方も多く、株式市場でも注目されているようです。

●代表的な人づくり革命関連銘柄
そこで、「人づくり革命」の関連銘柄をフィスコアプリで調べてみたところ、下記の銘柄が代表的とみられます。<2152>幼児活動研究会、<2749>JPホールディングス、<3933>チエル、<4645>市進ホールディングス、<4668>明光ネットワークジャパン、<4686>ジャストシステム、<4705>クリップコーポレーション、<4714>リソー教育、<4718>早稲田アカデミー、<4720>城南進学研究社、<4735>京進、<4745>東京個別指導学院、<7951>ヤマハ、<9470>学研ホールディングス、<9769>学究社などです。

●トレードステーションで銘柄ピックアップ
ここからはトレードステーションが活躍する場面です。私は、これらの銘柄を全てトレードステーションに登録しています。トレードステーションの銘柄ボード機能レーダースクリーンに上記の銘柄群を登録したあと、チャートで各銘柄をチェックします。日足レベルで押し目を入れながら右肩上がりとなっているのは、<2152>幼児活動研究会でしたので、今回は同社について少し掘り下げたいと思います。

●<2152>幼児活動研究会
幼稚園向け体育教師の派遣、経営コンサルティングなどを手掛けており、スポーツクラブやサッカークラブ運営も行っています。安倍首相が9月の経済財政諮問会議で、消費税の増収分の使途変更を表明したうえで、2兆円規模の新たな経済対策を年内に策定するよう関係閣僚に指示する方針との報道がありました。この報道によれば、経済対策は2018年度からが対象で、『幼児教育無償化や高等教育の負担軽減、待機児童の解消などで具体的な推進策を盛り込む』ようです。同社は子育て支援関連として、この報道後は急伸しました。トレードステーションの日足チャートでは25日線まで一旦は下落となりましたが、その水準からの値動きには注目したいです。直近では、7月31日に決算を発表。18年3月期第1四半期(4~6月)の経常利益は前年同期比37.3%増の2.6億円に拡大していますので業績面でも底堅い推移を期待したいです。

次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとレーダースクリーンについてお話します。

※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。

(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)

《DM》

 提供:フィスコ

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