東エレクなど半導体関連株の強調続く、IoT時代に構造的な需要拡大期待
全般軟調相場のなかも、東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連やSUMCO<3436>、信越化学工業<4063>など半導体材料を手掛ける銘柄に買いが目立つ。IoT時代に対応したデータセンターの増設で半導体需要に追い風が吹いているほか、スマートフォンの高機能化や電装化が進展する自動車向け部品点数の増加も同市場の成長を後押ししている。米国ではアプライドマテリアルズやインテル、エヌビディア、ザイリンクスなど半導体関連株の上昇が顕著であり、前日こそ半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数は安かったが、大局的に出遅れる日本の半導体セクターには海外投資家などの買いが継続している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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