エルテス---子会社設立による成長戦略の実行へ
エルテス<3967>は11日、2018年2月期第2四半期(2017年3月-8月)決算を発表した。売上高が7.75億円、営業利益が0.08億円、経常利益が0.10億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.00億円となった。なお、2018年2月期第2四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2017年2月期第2四半期の数値及び対前年同四半期増減率については記載していない。
2017年8月より、多様化するデジタルリスクに対応するサービスの提供をより一層推進するため、専門性を持ったパートナーとの連携を強化し、オープンデータとクローズドデータを組み合わせた検知システムサービスの開発及び提供を加速し、テロや犯罪などの予兆検知サービスに繋げることを目的に「株式会社エルテスセキュリティインテリジェンス」を設立した。また、ビッグデータ解析ノウハウや事業基盤を活かし、投資先企業の企業価値向上、それによるリターン獲得及び投資先企業とのシナジー創出を行うため、国内外におけるデジタルリスクに関連する事業及びその周辺事業への投資事業を開始し、機動的な運営を確保しつつ、投資判断の厳格化及び責任体制の一層の明確化を図ることを目的に「株式会社エルテスキャピタル」を設立した。
2018年2月通期の業績予想については、売上高が18.00億円、営業利益が0.50億円、経常利益が0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.30億円とする8月に公表した連結決算開始に伴う業績予想から変更はない。
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提供:フィスコ