小野薬品工業 <
4528> が大幅反発。28日、生化学工業 <
4548> と共同開発中の変形性関節症治療剤 「SI-613」の腱・靱帯付着部症を対象とした後期第2相臨床試験を開始したと発表したことが買い材料視された。
腱・靱帯付着部症は、膝や肘、かかとなどの骨や筋肉と、腱・靭帯が結合している部位に、過度の負荷が要因となって起きる炎症性疾患。「SI-613」は変形性関節症を対象とした第3相臨床試験を実施中であるが、今回の試験を通じ、変形性関節症に加えて腱・靭帯付着部症の適応症取得をめざすとしている。
株探ニュース