神戸物産---2017年7月度個別業績を発表
神戸物産<3038>は25日、2017年7月度の個別業績を発表した。個別売上高は前年同期比5.8%増の194.62億円、売上総利益は同13.7%増の14.95億円、営業利益は同13.0%増の9.77億円、経常利益は同15.7%減の8.41億円となった。
直轄エリアの既存店売上高は同0.4%増、直轄エリアの全店売上高は同6.1%増、全国の全店売上高は同5.2%増となった。
売上高においては、7月度に業務スーパーの新規出店が8 店舗(東京都新宿区、千葉県館山市、大阪市平野区、神戸市西区、兵庫県明石市、滋賀県長浜市、静岡県富士市、香川県高松市)あったことで、店舗数が2017年7 月末で773 店舗となり、前年同期より34 店舗増加したことによる新店効果があった。また、NB 商品をPB 商品へ切り替えたことによる利益率の改善や、価格戦略が功を奏し、売上総利益、営業利益の増益に寄与した。
経常利益は、為替変動リスクのヘッジとして運用する為替予約で、前年同月は円安によるデリバティブ評価益等が計上されていたが、当月は円高に進み、評価損が発生したため、前年実績を下回った。
また、7月28日に「神戸クックワールドビュッフェ」の関東第1 号店を群馬県伊勢崎市にオープンし、新たな収益の柱として外食事業の積極的な店舗展開を進める方針。
同社は8月7日発表の「JPX 日経インデックス400」の構成銘柄として新たに選定されている。
《MW》
提供:フィスコ