黒谷が6年2カ月ぶりに上場来高値更新、EV普及による銅価格上昇が追い風との思惑も
黒谷<3168>が3日続伸し上場来高値。株価は23日以降、急上昇しており、この日は一時1284円まで買われ、11年6月の上場時高値(1235円)を6年2カ月ぶりに更新した。同社は非鉄金属の加工・販売を手掛けており、今月10日には17年8月期の予想業績を増額修正した。連結最終損益は6億1600万円の黒字から10億200万円の黒字(前期は3億8900万円の赤字)に見直している。7月末時点での銅価格が想定を上回ったことが増額要因とされているが、足もとでの銅価格が一段と上昇していることは追い風とみられている。電気自動車(EV)ではガソリン車の数倍の銅が使われるとの観測も出ており、EV関連株物色の流れにも乗るとの観測もある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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