クボタは1年8カ月ぶり2000円台回復、4~6月期営業利益27%増を好感
クボタ<6326>が4日続伸し、15年12月以来、約1年8カ月ぶりに2000円台を回復している。3日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高8459億9600万円(前年同期比6.3%増)、営業利益1005億9900万円(同4.7%減)、純利益704億4400万円(同13.0%増)となったが、4~6月期では営業利益は27%増益となっており、足もとの業績回復基調を好感した買いが入っているようだ。
前期の円高の影響が輸送や在庫期間を経て今期中に実現したことで、営業減益を余儀なくされたが、前期に実施した米の農用作業機器メーカーの買収の効果が本格化していることに加えて、乾季作における取水制限の解除などでタイのトラクターが大幅に増加したほか、中国で田植え機、建設機械、エンジンなどが伸長したことで海外機械部門の採算が改善しており、これが寄与した。
なお、17年12月期通期業績予想は、売上高1兆6800億円(前期比5.3%増)、営業利益1980億円(同4.9%増)、純利益1380億円(同4.2%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
前期の円高の影響が輸送や在庫期間を経て今期中に実現したことで、営業減益を余儀なくされたが、前期に実施した米の農用作業機器メーカーの買収の効果が本格化していることに加えて、乾季作における取水制限の解除などでタイのトラクターが大幅に増加したほか、中国で田植え機、建設機械、エンジンなどが伸長したことで海外機械部門の採算が改善しており、これが寄与した。
なお、17年12月期通期業績予想は、売上高1兆6800億円(前期比5.3%増)、営業利益1980億円(同4.9%増)、純利益1380億円(同4.2%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)