薬王堂<
3385>が急落、一時340円安の3010円まで売り込まれ、5月2日以来となる3000円大台割れが意識される展開となっている。同社は岩手を地盤に東北5県での小商圏で集中出店する独立系のドラッグストア。食品や衣料品など商品ラインアップの拡充により消費者ニーズを捉え、高水準に業績を伸ばしている。ただ、ここにきて売り上げの伸びが鈍化傾向にある。同社が5日取引終了後に発表した6月度の既存店売上高は前年同月比2.9%増とプラスを確保したが、伸び率については4月が8.4%増、5月が5.8%増と漸減傾向にあり、これが嫌気される格好となった。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)