東芝が10日続落、半導体メモリー事業の売却交渉難航を嫌気
東芝<6502>が10日続落。8月1日に東証1部から2部へ降格となることに伴うTOPIXや日経平均株価からの除外に伴うインデックス絡みの売りが、今月末に向け出てくることが引き続き警戒されている。また、同社は株主総会が開かれる先月28日までに半導体メモリー事業の売却契約を締結する計画だったが、間に合わず7月に入った。産業革新機構が率いる「日米韓連合」との最終調整が難航している、とも伝えられている。米ウエスタンデジタル(WD)は売却の差し止めを求めて米裁判所に訴訟を起こしており、その裁定は早ければ今月14日に出るため、その結果待ちの様相も強まっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)