電算システムは小動き、ＳＭＳを活用した新決済サービスを開始と発表も反応限定的

　電算システム<3630>は小動き。２７日の取引終了後、携帯電話番号宛にメッセージを送信できるＳＭＳ（ショートメッセージサービス）を活用した新しい決済サービスの提供を開始したと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。

　ＳＭＳは短いテキストを送信するというシンプルな伝達手段であることや、メール配信に比べて到達率が高いこと、さらに、多くのスマートフォンは、初期設定でＳＭＳが届くと画面に通知させることが可能なので、開封されやすい傾向にあるなどの特徴があるという。新サービスはこれらのＳＭＳの特徴を活用し、請求通知から決済までパッケージ化しており、導入する企業にとっては回収率の向上につながるほか、ＳＭＳ送信による案内から、支払いまでの決済の状況を管理画面から即時に確認できる一方、支払う顧客にとっても払込票を持ち歩くことなく、支払い先をいつでも自由に選択できるなどのメリットがあるとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）