SUMCOが続落、半導体関連株全般が調整モードに
SUMCO<3436>が続落、後場に入って下げ幅を広げ一時5%近い下げをみせた。世界的に半導体需要は旺盛で、構造的に半導体製造装置や半導体材料を手掛ける企業に吹く追い風は強い。しかし、足もとはシリコンウエハーの需給逼迫が顕著となるなか、ウエハーを供給する側の双璧である同社と信越化学工業<4063>が増産に慎重な構えを見せていることが、半導体の素材不足による収益機会喪失につながるとの懸念につながっている。今週に入って、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>なども軟調な動きが続いている。
これについて市場では「日柄的に(半導体関連は)調整の欲しいところで、ウエハー不足の問題は売りの口実にされている部分もありそうだ」(準大手証券ストラテジスト)と指摘する声がある。過去にウエハーの大増産体制を敷いたことが、価格暴落の引き金となった苦い経験からSUMCO、信越化とも慎重な姿勢を続けているが、「両社が増産に慎重なのは今に始まったことではなく、マーケットは理解していたはず。需要自体は旺盛なので、いずれ両社が生産増強に動くことは間違いのないところ。ここは押し目を買い下がるチャンス」(同)という見解を示している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
これについて市場では「日柄的に(半導体関連は)調整の欲しいところで、ウエハー不足の問題は売りの口実にされている部分もありそうだ」(準大手証券ストラテジスト)と指摘する声がある。過去にウエハーの大増産体制を敷いたことが、価格暴落の引き金となった苦い経験からSUMCO、信越化とも慎重な姿勢を続けているが、「両社が増産に慎重なのは今に始まったことではなく、マーケットは理解していたはず。需要自体は旺盛なので、いずれ両社が生産増強に動くことは間違いのないところ。ここは押し目を買い下がるチャンス」(同)という見解を示している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)