トクヤマが大幅高、半導体向けポリシリコンの需要絶好調で業績上振れ思惑
トクヤマ<4043>が大幅高、一時前日比7.8%高の540円まで上値を伸ばす場面があった。同社は化学品やセメントを手掛けるほか、シリコンウエハーの原料であるポリシリコンで世界屈指の実力を有する。太陽電池向けポリシリコンの海外生産拠点を整理する一方、半導体向けで高水準の需要を確保、17年3月期営業利益は前期比43%増益の330億円予想にあるが、増額修正の可能性が意識されている。また、シリコンウエハーの出荷拡大を背景に18年3月期も増益基調は続くとの見方が強い。このほか半導体向けでは徳山工場の生産設備を増強し、高純度窒化アルミニウム粉末で需要を積極的に取り込む構えにある。
なお、同社は26日、マレーシア子会社の株式譲渡について5月末予定と発表。東海東京調査センターでは「譲渡予定日が決まったことで不透明要因の一つがなくなり、ポジティブな印象」とし、レーティング「アウトパフォーム」を継続している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
なお、同社は26日、マレーシア子会社の株式譲渡について5月末予定と発表。東海東京調査センターでは「譲渡予定日が決まったことで不透明要因の一つがなくなり、ポジティブな印象」とし、レーティング「アウトパフォーム」を継続している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)