村田製、アルプス電など電子部品株が軒並み高、アップル減産も中国スマホ向けなど好調で受注増勢
村田製作所<6981>、アルプス電気<6770>、TDK<6762>、日東電工<6988>、ローム<6963>など電子部品株に出遅れ修正狙いの買いが流入している。
電子部品セクターは世界的にも商品競争力が高く、米アップルの有力なサプライヤーとしても名を連ねるが、アップルがiPhoneの生産を1~3月期に前年同期比で1割程度減産する方針にあることが伝わり、年初から売りに押される展開を強いられていた。しかし、各社受注そのものは好調に推移しており、16年10~12月期は主要6社ベースで5四半期ぶりにプラスに転じたことが伝わっている。スマートフォンではここ急速に勢力を強める中国メーカーが需要を支えており、電装化の進展する自動車向けでも部品点数の増加が収益に寄与するかたちとなっている。目先は為替も円安傾向にあり、米株高でリスク許容度の高まった海外投資家による買い戻しの動きを誘発している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
電子部品セクターは世界的にも商品競争力が高く、米アップルの有力なサプライヤーとしても名を連ねるが、アップルがiPhoneの生産を1~3月期に前年同期比で1割程度減産する方針にあることが伝わり、年初から売りに押される展開を強いられていた。しかし、各社受注そのものは好調に推移しており、16年10~12月期は主要6社ベースで5四半期ぶりにプラスに転じたことが伝わっている。スマートフォンではここ急速に勢力を強める中国メーカーが需要を支えており、電装化の進展する自動車向けでも部品点数の増加が収益に寄与するかたちとなっている。目先は為替も円安傾向にあり、米株高でリスク許容度の高まった海外投資家による買い戻しの動きを誘発している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)