人工知能関連株の物色人気加速、AI活用の技術革新ニーズに一段と高まり
ALBERT<3906>、ロックオン<3690>、ロゼッタ<6182>、UBIC<2158>、テクノスジャパン<3666>など人工知能(AI)分野に経営資源を注ぎ込む銘柄群が集中的に買われている。経済産業省がまとめた「新産業構造ビジョン」の中間報告では、AIやビッグデータなどの先端技術を活用して国内産業を改革しなかった場合、2030年度までに就業人口が735万人減少するとの試算を示しており、人間とAIの融合で生み出される技術革新が重要であるとの認識が改めて広がった。主力株が為替の円高警戒などで押し目買いが入りにくい地合いにあって、外部環境に左右されず値動きの良いAI関連株は、個人投資家を中心とした投機資金の格好の対象となっている側面もある。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)