安川電が続落、業績増額修正も円高進行を嫌気
安川電機<6506>が続落。23日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の増額修正を発表したが、足もとでの円高進行が警戒され売りが先行している。
売上高は3900億円から3950億円(前期比4.0%減)へ見直したほか、営業利益は280億円から310億円(同15.6%減)へ修正した。ACサーボモータ・コントローラーは中国市場を中心にスマートフォンや自動車関連の設備投資が活発化。インバータも中国の輸出関連市場などで持ち直す動きがあった。ロボット事業も自動車関連分野で先進国を中心に底堅く推移した。ただ、第4四半期(16年12月21日~17年3月20日)の想定為替レートは1ドル=115円としており、足もとで112円半ばまで円高が進んだ現在の水準では為替差損が懸念されることになる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
売上高は3900億円から3950億円(前期比4.0%減)へ見直したほか、営業利益は280億円から310億円(同15.6%減)へ修正した。ACサーボモータ・コントローラーは中国市場を中心にスマートフォンや自動車関連の設備投資が活発化。インバータも中国の輸出関連市場などで持ち直す動きがあった。ロボット事業も自動車関連分野で先進国を中心に底堅く推移した。ただ、第4四半期(16年12月21日~17年3月20日)の想定為替レートは1ドル=115円としており、足もとで112円半ばまで円高が進んだ現在の水準では為替差損が懸念されることになる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)