武田薬が続伸、今期最終利益930億円に増額修正を好感
武田薬品工業<4502>が続伸。同社は1日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高にあたる売上収益を1兆6700億円から1兆7000億円(前期比5.9%減)へ、最終利益を910億円から930億円(同16.0%増)へ増額しており、これが好感された。売り上げは力強い累計実績を踏まえ従来見通しを上乗せし、円安メリットによる海外収益の改善効果や、税金コストの低下なども利益面で寄与する。同社株は米国の薬価引き下げの思惑などが逆風材料となり、1月中旬以降は調整局面にあったが、目先は値ごろ感も働いて押し目買いを誘導している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)