<注目銘柄>=ディーエヌエー、業績回復を背景にした株価の本格上昇はこれから
ディー・エヌ・エー<2432>は、4月14日安値2204円を底にした戻り歩調にあるが、業績回復を背景にした株価上昇の本格化は、むしろこれからといえるだろう。
11日に発表した17年3月期連結決算は、営業利益が231億7800万円(前の期比17.0%増)と2ケタ増益で着地した。昨年12月にiOS版から配信を開始した「スーパーマリオラン」が人気化したことで任天堂<7974>との協業の貢献が始まったほか、海外事業の損益が改善したゲーム事業が増益に転じたことが業績を牽引。また、「横浜DeNAベイスターズ」の観戦チケットの販売が伸びるなどスポーツ事業の損益が大幅に改善したことも寄与した。
18年3月期は第1四半期予想のみを発表し、営業利益75億円(前年同期比2.0%増)を見込むが、Android版「スーパーマリオラン」の好調やその他の任天堂との協業ゲームの貢献で、通期でも大幅増益が期待できる。また、キュレーションサイトに関する対応は今後数カ月の間に会社側が今後の方針を発表するとの見方が強い。同件によるマイナスの影響が薄れることで、業績回復を背景とした株価上昇に弾みがつきそうだ。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
11日に発表した17年3月期連結決算は、営業利益が231億7800万円(前の期比17.0%増)と2ケタ増益で着地した。昨年12月にiOS版から配信を開始した「スーパーマリオラン」が人気化したことで任天堂<7974>との協業の貢献が始まったほか、海外事業の損益が改善したゲーム事業が増益に転じたことが業績を牽引。また、「横浜DeNAベイスターズ」の観戦チケットの販売が伸びるなどスポーツ事業の損益が大幅に改善したことも寄与した。
18年3月期は第1四半期予想のみを発表し、営業利益75億円(前年同期比2.0%増)を見込むが、Android版「スーパーマリオラン」の好調やその他の任天堂との協業ゲームの貢献で、通期でも大幅増益が期待できる。また、キュレーションサイトに関する対応は今後数カ月の間に会社側が今後の方針を発表するとの見方が強い。同件によるマイナスの影響が薄れることで、業績回復を背景とした株価上昇に弾みがつきそうだ。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)