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2411 ゲンダイエージェンシー

東証S
387円
前日比
+3
+0.78%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.6 1.17 5.17 10.73
時価総額 47.6億円

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ゲンダイエージェンシー---第1四半期決算は2桁増益で着地、上期の会社計画を上方修正。


ゲンダイエージェンシー<2411>は日本最大の娯楽産業であるパチンコ業界向けに特化した広告会社。全国のパチンコホールを対象に広告戦略の提案をし、折込チラシやDM、ポスターなどを企画・作成している。パチンコ業界に特化して付加価値の高いサービスを提供することでパチンコホール取引店舗シェア率を着実に拡大中(2016年3月期の取引シェアは前の期比1.54ポイント上昇の13.47%)。また、2014年3月に通販業界向けの広告を手掛けるユーアンドユーを買収し、パチンコ業界向けのシェアを高めながら事業領域の拡大にも取り組んでいる。

同社は7月15日に2017年3月期第1四半期決算(2016年4~6月期)を発表。第1四半期は売上高が前年同期比2.4%減の40.54億円、営業利益が同35.6%増の3.23億円で着地した。同時に上期(2016年4~9月期)の会社計画を上方修正。上期計画の売上高を従来の70.00億円→76.00億円(前年同期比3.7%減)、営業利益を4.00億円→5.00億円(同3.7%減)にそれぞれ引き上げた。上方修正の理由は、新規大手顧客の開拓やインターネットメディアの拡販、パチンコ業界以外の異業種向けプリンティング事業の営業強化などに取り組んだ結果、受注の減少を最小限にとどめることができたため。なお、2017年3月期通期の会社計画については、売上高が前期比13.7%減の146.00億円、営業利益が同8.9%減の10.40億円とする期初公表値を据え置いた。

今後はパチンコ業界向けの基盤をより強固にしながら、新たな領域にも挑戦して成長を目指す。パチンコ業界向けでは、大都市圏における未取引大手法人の開拓と既存顧客の取引深耕を進めるとともに、広告作成工程の見直しによる生産性の向上などにも注力。また、インターネット広告ツールを提供する外部パートナーと組むなどして、パチンコ業界向けの新たなサービスの開発や提供も進める。新たな領域については、2014年3月に買収したユーアンドユーの通販業界向け広告を育成するほか、他の広告会社との提携や買収も検討する方針である。

《TN》

 提供:フィスコ

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