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【特集】【今週読まれた記事】“タカ派”転換で読み直す相場の“現在地”

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は7月27日から8月2日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 8月相場入り早々、日本株市場は試練を迎えることになりました。週明け7月29日に日経平均株価は9日ぶり大幅反発となり、相場は持ち直したかのように見えました。しかし、31日に事態が急変。この日行われた金融政策決定会合で、日銀は追加利上げを決定しました。市場関係者の多くは追加利上げが見送られると予想しており、突然の方針転換に市場は警戒感を強めています。翌8月1日の日経平均は前日比975円安、そして2日は米国景気の後退懸も相まって2216円安と歴史的な下落幅を記録。3万6000円台割れの水準まで後退する事態となりました。

 31日の場中に発表された追加利上げですが、この日の日経平均終値は575円高。一見“イベント通過後のアク抜け”と捉える向きもあったかもしれません。しかしこれは「米国の対中半導体規制では日本などが除外される」との報道があったことで半導体関連株に買いが入ったことが主因でした。株探では31日引け後に「【緊急特集】日銀サプライズ利上げは崩壊の序曲か、円高加速で激変する風景 <株探トップ特集>」を配信し、詳しく解説を加えています。この記事はアクセスランキングトップ10入りの人気となりました。

 日銀の“タカ派”転換で日本株市場は本格的調整局面に入ってしまったのでしょうか。2日引け後に配信した「何が起こっている? 歴史的暴落に遭遇した東京市場の着地点 <株探トップ特集>」では、いま市場で「何が起こっているのか」を知るために為替市場と米国市場の動きも踏まえて経緯と状況を整理。相場の現在地を探り、ここからの方針を決定する上で必見の記事となっています。

 為替市場の円高ドル安が止まりません。7月初旬に1ドル=161円台後半だったドル円相場は一時148円台まで下落。人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─日経レバの買い下がり戦術を提案」の杉村氏は「日経平均株価は『1円の円高が400円の下げになる』といわれている」と解説しており、「約13円の円高で5200円分の下落」と計算すると、最高値から6500円下落している日経平均はやや下げ過ぎの感もあります。ただ、円高がどの水準まで進行するのかもわかりません。杉村氏も「底値を探るのは難しい。現状は外部環境が不透明すぎる」と述べており、底を確認するまでは様子見も一案かもしれません。

 相場コラムは今週も多くのアクセスを獲得。国内と反対に金利下降局面にある米国の住宅関連銘柄に着目した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 活路は米国の住宅関連銘柄にあり!」はトップ10入り。米大統領選と決算を軸に米国株の最新情報を展望する「トランプVSハリスでAI相場は新局面へ、買い場はいつ訪れるのか?<今中能夫の米国株ハイテク・ウォーズ>」も人気です。どの記事もお見逃しなく。

  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】円安デメリット株の見直しに期待!
  【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】─8月相場はもみ合いか、主力半導体の押し目は中期で狙い目に
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「急落一巡も、まずは下値固め」

  有沢正一氏【日経平均一時1000円超高、波乱相場の今後の行方は?】 <相場観特集>


 25年3月期第1四半期の決算発表が本格化しています。今週の発表は約700社、ピークとなる来週は1800社強と膨大な数となり、注目決算を追うだけでも大変な労力ですが、そこで役に立つのが株探の看板記事「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」です。今週、「好悪材料」がアクセスランキングの1位~4位を独占。「サプライズ決算」もすべて25位以内にランクインと、人気を独占する結果となりました。

 「明日の好悪材料」は引け後の注目材料を一覧で読むことができ、決算と共に各社の発表した開示情報もチェックすることができます。「サプライズ決算」は14日までの決算発表集中期間中、通常17時に配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには【サプライズ決算】を“超速報”として15時10分と15時40分に配信しています。ぜひ投資の参考にお役立てください。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月26日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月29日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月30日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月31日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月1日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (07月29日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (07月30日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (07月31日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月01日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月02日)

 また、その日の決算発表から“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信。大量の決算発表を一つひとつ確認するのは大変な作業ですが、このリストを活用すれば大いなる時短となります。

  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 7月29日版
  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 7月30日版
  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 7月31日版
  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月1日版
  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月2日版


 ランキング5位に輝いたのは「波乱相場に勝つ大化け株の鉱脈、『特化型人材サービス関連』6銘柄 <株探トップ特集>」。為替市場の影響を受けにくい内需の成長株に注目し、なかでも少子高齢化社会の進展でますます重要度が増す人材関連サービスで大化けを狙える6銘柄を厳選紹介しました。

 投資テーマ関連では、終わりの見えないコロナ禍のなか改めて「新型コロナウイルス」関連の銘柄を追った「『新型コロナ』第11波突入、コロナ禍で奮闘した“あの株”再び <株探トップ特集>」が13位を獲得。そのほか以下の記事も上位入りとなりました。

  超高齢化社会でニーズ激増、商機とらえる「高齢者住宅」関連に熱視線 <株探トップ特集>
  酷暑で「屋内消費」に商機到来、“灼熱の特需”に沸く有望株に照準 <株探トップ特集>


 スクリーニング特集では、配当利回りが“3%超”で、なおかつ“連続増配”を続ける銘柄に注目した「配当利回り“3%超”の【連続増配】リスト〔第2弾〕32社選出 <成長株特集>」がトップ10入り。先週配信した第1弾「配当利回り“3%超”の【連続増配】リスト〔第1弾〕32社選出 <成長株特集>」も2週連続のランキング入りとなりました。

 配当関連では高配当銘柄ランキングも上位入り。<割安株特集>は「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。銘柄選択の参考になさってください。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 7月31日版
  10万円以下で買える、連続増益&低PBR 28社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、連続増益&低PBR 22社【スタンダード】編 <割安株特集>


 今週の株探プレミアムコラムは2024年3月29日から4月15日まで行った「個人投資家大調査-2024」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」より、株価が低迷している企業の潜在的な成長性に目をつけて運用資産を着実に伸ばしてきた億り人の“しもさん”(ハンドルネーム)が登場。「『え、なぜ日立?』、周囲の冷たい視線をよそに先回り買いできたワケ」は、コロナショック時に買い向かった日立製作所 <6501> [東証P]への投資を例に、経営改革など“企業にとって追い風となるトピックの実現を超長期で待つ”という“しもさん”の投資手法の真髄を明らかにしていきます。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

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