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【材料】ソフィアホールディングス---23年3月期は減収なるもインターネット関連事業は2ケタ増収増益に

ソフィア <日足> 「株探」多機能チャートより

ソフィアホールディングス<6942>は15日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比20.0%減の94.22億円、営業利益が同58.3%減の3.68億円、経常利益が同55.1%減の3.99億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同96.6%減の0.21億円となった。

インターネット関連事業の売上高は前期比26.6%増の15.61億円、セグメント利益は同13.6%増の1.37億円となった。営業活動の強化により、SES事業の売上高が大きく増加したほか、インフラ構築支援サービスやオフィスソリューションサービスが好調に推移した。

通信事業の売上高は前期比72.7%減の9.84億円、セグメント損失は0.21億円(前期は4.83億円の利益)となった。MVNO事業は下半期において、次期以降の事業拡大を目指して営業プロセスなどの見直しを行った。FVNO事業は着信課金サービスに関する取引を6月途中から停止し、9月末日をもって当該サービスから撤退した。

調剤薬局及びその周辺事業の売上高は前期比1.5%減の68.98億円、セグメント利益は同28.2%減の2.80億円となった。処方箋枚数は増加したものの、薬価改定などにより処方箋単価が減少した。また薬剤師の確保に伴う人件費や新店舗の費用等が増加した。なお、当連結会計年度の末日現在において同社グループにおける薬局総数は、2店舗出店、1店舗休局により、57店舗となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.6%減の87.97億円、営業利益が同45.7%減の2.00億円、経常利益が同52.7%減の1.89億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.05億円を見込んでいる。

《SI》

 提供:フィスコ

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