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【特集】横山利香「令和時代の稼ぎたい人の超実践! 株式投資術」― (32) 株価反転の重要ポイントを過去のチャートから探ろう!

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

 個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

 2023年の日本の株式市場は、厳しい地合いでのスタートになり、不安を覚えた人も多かったことでしょう。日経平均株価は一時2万6000円を割り込む状況でしたが、1月18日に日銀が金融緩和の維持を発表したこともあって、およそ1カ月ぶりに2万7000円を回復する動きになっています。昨年12月後半の急落分をほぼ埋める "往って来い"の動きとなりましたが、日本の株式市場はようやく落ち着きを取り戻すのでしょうか。

 株価は経済状況や金融政策などによって、上昇もすれば、下落もします。昨年12月20日に日銀が金融政策の修正を発表したことを受けて、同日の日経平均株価は600円を超す下落となり、大陰線をつけました。日本では長く金融緩和が続いていたこともあって、この政策変更は市場では想定外の出来事として受け止められたということなのでしょう。

 不測の事態が発生して株式市場がショック安となった場合、多くの人は「どこまで下がるのだろうか」と不安に駆られるものです。しかし、株価はいずれ下げ止まり、そして反転します。そこで今回は、株価の下げ止まりを見極める方法の1つとして、チャートからどのように考えていけばよいのかを解説します。



 



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