【市況】日経平均は313円高、寄り後は上げ幅拡大

日経平均は313円高（9時10分現在）。今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が連休中に米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ナスダック総合指数が6、9日の2日間合計で3.19％上昇、フィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）が6.59％上昇とダウ平均（1.79％上昇）に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株やグロース（成長）株、半導体関連株の株価支援要因となった。国内要因では、「全国旅行支援」がきょう再開されることもあり、経済の本格回復への期待感が高まったことも市場の雰囲気を明るくした。一方、外為市場で1ドル＝131円80銭台と先週末6日15時頃に比べ2円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。

《SK》

　提供：フィスコ