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【通貨】外為サマリー:一時145円30銭台へ上昇、日銀会合は現状維持でドル高圧力強まる

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円93銭前後と前日午後5時時点に比べ1円20銭程度の大幅なドル高・円安。ユーロは1ユーロ=142円38銭前後と同7銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、145円近辺へのドル高・円安が進行。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%の利上げが明らかにされたが、ドット・チャートやパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容はタカ派的だったとの見方が強まった。更に、今日の昼前に公表された日銀金融政策決定会合の内容は現状維持というものだった。この発表を受け、ドルは一時145円30銭台に値を上げる場面があった。今日はスイス国立銀行(中央銀行)も利上げを発表するとの見方が強く、マイナス金利政策を続ける日銀の孤立感が強まっている。市場では、午後3時30分過ぎからの黒田日銀総裁の記者会見が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=0.9824ドル前後と同0.0080ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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