【経済】【クラウドファンディング】“空きスペース”を活用 レンタル収納シェアサービスのモノオク、8月22日募集開始
空きスペースを活用したレンタル収納シェアサービス「モノオク」を手掛けるモノオク株式会社(東京都世田谷区)が、株式投資型クラウドファンディング(新株予約権型)による出資を募集します。申し込みは8月22日19時30分開始を予定しています。
「最も手頃で魅力的な、誰でも使える物置」を
(出典:FUNDINNO)
「モノオク」は荷物の置き場に困っている人と、家の空いたスペースを持て余している人をつなぐマッチングプラットフォームです。人が自由に移動する一方、物の移動は自由にならないため、人は物の置き場所に縛られます。同社は、余ったスペースをシェアすることにより、「最も手頃で魅力的な、誰でも使える物置をつくる」ことを目指しています。
同社は、デジタル技術の進化により、「シェアリング」の概念が広く浸透し、自動車や部屋など使用頻度が低いものの、購入すれば高価な物やサービスを他人とシェアすることへの抵抗感が薄れていると分析。一方で、コロナ禍でネットショッピング利用が増えたことにより、家に物が増え、収納スペース不足を感じる人が少なくないと考えています。
(出典:FUNDINNO)
同社によると、「モノオク」の流通額は2018年3月のリリースから右肩上がりで増加中で、ゲスト(荷物を預ける側)の登録者は約1万7000人に迫り、空いたスペースを持て余すホスト(スペース提供者)から約7000スペースを確保しています。
「モノオク」は、ゲストは初期費用不要で、0.5畳あたり月約3000円(税込み、ホストとの事前相談によって変動)で最短即日利用でき、同社がゲストから10%、ホストから30%の手数料を得るビジネスモデルです。
「モノオク」は「探す」「申し込む」「相談」「決済」という一連のプロセスがスマホで簡単にでき、また、物の紛失や破損に備えて保険に加入するなどのトラブル対策も実施しています。荷物はゴルフバッグや釣り具、自転車など趣味に関する物から、家具、家電、服、本まで幅広く対応しています(生ものや危険物除く)。
同社は「『モノオク』は個人宅の空きスペースを資産と捉え、日常生活において、収納・保管に悩むことなく、荷物を手軽に預けられるライフスタイルの確立に尽力していく」としています。
今後は企業スペース確保へ
同社は「モノオク」の流通額増加に向けて、まずはスペース獲得に努めたい考えで、既存の約7000スペース(ホストは30~50代のファミリー層中心)に加えて、今後はBtoC用途として、企業(施設)スペースの確保を進めたいとしています。コロナ禍で利用率が下がった宿泊施設や店舗、オフィスなど空きスペースの活用を狙います。
(出典:FUNDINNO)
また、登録ゲストの増加に向けて、株式会社東急コミュニティーの自宅住み替えサービス「たくす」と連携し、相互送客などを積極的に行うとともに、口コミや紹介などによるゲスト増も見込んでいます。同時に企業ゲストも募集する方針です。
今後の成長に向けて
(1)売買・配送・処分・不動産テックなどサービスを多角化
「モノオク」は物の売買や貸し借り、さらに処分や配送用途にまで展開できると考えており、空きスペースを活用した事業の多角化を目指します。また、ホストが「モノオク」を利用して得た収益データを基に、中古の戸建てやマンションをより高額で販売できるような不動産価値の創出につなげたい考えです。
(2)自治体と連携して、空き家問題解決に貢献
中長期的には、社会問題化している空き家問題にも取り組んでいく計画です。自治体と連携し、都内の空き家・空きオフィスを「モノオク」上で運用する実証実験も実施しており、全国の空き家を「モノオク」で有効活用する循環型の取り組みを通じて、社会問題の解決につなげていきたいとしています。
(3)将来的なEXITはIPOを想定
(出典:FUNDINNO)
(4)2028年までに稼働数約4.7万件を計画
(出典:FUNDINNO)
株主構成
モノオクでは、以下のVCや事業会社、エンジェル投資家より出資を受けています。
・W ventures株式会社
・株式会社サムライインキュベート
・フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
・小林憲人
・須田将啓
・中野智哉
・宮崎芳文
・イーソーコグループ
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・ツクルバ <2978> [東証G]
・JTOWER <4485> [東証G]
・ユナイトアンドグロウ <4486> [東証G]
・スペースマーケット <4487> [東証G]
・エアークローゼット <9557> [東証G]
新株予約権者優待
■優待の基準日
毎年9月末日
■優待内容
新株予約権9個以上:ゲストに対するモノオクへの手数料(スペース利用料の10%)が無料(1人、1年間に1回限り)
■申し込み方法
同社サービスサイトで使えるクーポンコードを入力
※優待を利用した契約が次年度以降にまたがる場合も継続して、「ゲストに対するモノオクへの手数料(スペース利用料の10%)が無料」が適用される。
発行者・募集情報
■募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
モノオク株式会社
東京都世田谷区上馬一丁目32番3号
資本金:120,961,363円(2022年7月21日現在)
発行済株式総数:32,339株(同)
発行可能株式総数:100,000株
設立日:2015年4月16日
決算日:10月31日
※発行者は、2022年9月27日を効力発生日として、1億円の減資を行う予定。なお、2022年7月21日時点での資本金を基準とした減資後の資本金は、20,961,363円となる。
■本新株予約権の発行者の代表者
代表取締役 阿部祐一
■本新株予約権の数(以下の個数が上限)
8,001個
■本新株予約権の払込金額
1個あたり 10,000円
■投資金額のコース及び個数
90,000円コース(9個)
180,000円コース(18個)
270,000円コース(27個)
360,000円コース(36個)
450,000円コース(45個)
■申込期間
2022年8月22日~2022年8月26日
■目標募集額
38,970,000円(上限応募額 80,010,000円)
■払込期日
2022年9月20日
■目標募集額達成時の資金使途内訳
・調達額3,897万円を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 2,060万円
開発人件費 979万円
手数料 857万円
・上限応募額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額4,104万円(目標募集額3,897万円と上限応募額8,001万円との差額)を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 2,213万円
開発人件費 987万円
手数料 902万円
■連絡先
モノオク株式会社
電話番号:050-5880-6858
メールアドレス:info@monooq.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼<複数VC出資>2.4兆円超シェアリングエコノミー市場に新星!空きスペース0.5畳~副収入、物の置き場に困ったらレンタル収納シェア「モノオク」
株探ニュース
・ | 新株予約権型 |
・ | 目標募集額3897万円、上限応募額8001万円 |
・ | VC出資実績あり |
・ | 事業会社/CVC出資実績あり |
・ | エンジェル出資実績あり |
・ | 新株予約権者優待あり |
・ | 類似上場企業:ツクルバ、JTOWER、ユナイトアンドグロウ、スペースマーケット、エアークローゼット |
「最も手頃で魅力的な、誰でも使える物置」を
(出典:FUNDINNO)
「モノオク」は荷物の置き場に困っている人と、家の空いたスペースを持て余している人をつなぐマッチングプラットフォームです。人が自由に移動する一方、物の移動は自由にならないため、人は物の置き場所に縛られます。同社は、余ったスペースをシェアすることにより、「最も手頃で魅力的な、誰でも使える物置をつくる」ことを目指しています。
同社は、デジタル技術の進化により、「シェアリング」の概念が広く浸透し、自動車や部屋など使用頻度が低いものの、購入すれば高価な物やサービスを他人とシェアすることへの抵抗感が薄れていると分析。一方で、コロナ禍でネットショッピング利用が増えたことにより、家に物が増え、収納スペース不足を感じる人が少なくないと考えています。
(出典:FUNDINNO)
同社によると、「モノオク」の流通額は2018年3月のリリースから右肩上がりで増加中で、ゲスト(荷物を預ける側)の登録者は約1万7000人に迫り、空いたスペースを持て余すホスト(スペース提供者)から約7000スペースを確保しています。
「モノオク」は、ゲストは初期費用不要で、0.5畳あたり月約3000円(税込み、ホストとの事前相談によって変動)で最短即日利用でき、同社がゲストから10%、ホストから30%の手数料を得るビジネスモデルです。
「モノオク」は「探す」「申し込む」「相談」「決済」という一連のプロセスがスマホで簡単にでき、また、物の紛失や破損に備えて保険に加入するなどのトラブル対策も実施しています。荷物はゴルフバッグや釣り具、自転車など趣味に関する物から、家具、家電、服、本まで幅広く対応しています(生ものや危険物除く)。
同社は「『モノオク』は個人宅の空きスペースを資産と捉え、日常生活において、収納・保管に悩むことなく、荷物を手軽に預けられるライフスタイルの確立に尽力していく」としています。
今後は企業スペース確保へ
同社は「モノオク」の流通額増加に向けて、まずはスペース獲得に努めたい考えで、既存の約7000スペース(ホストは30~50代のファミリー層中心)に加えて、今後はBtoC用途として、企業(施設)スペースの確保を進めたいとしています。コロナ禍で利用率が下がった宿泊施設や店舗、オフィスなど空きスペースの活用を狙います。
(出典:FUNDINNO)
また、登録ゲストの増加に向けて、株式会社東急コミュニティーの自宅住み替えサービス「たくす」と連携し、相互送客などを積極的に行うとともに、口コミや紹介などによるゲスト増も見込んでいます。同時に企業ゲストも募集する方針です。
今後の成長に向けて
(1)売買・配送・処分・不動産テックなどサービスを多角化
「モノオク」は物の売買や貸し借り、さらに処分や配送用途にまで展開できると考えており、空きスペースを活用した事業の多角化を目指します。また、ホストが「モノオク」を利用して得た収益データを基に、中古の戸建てやマンションをより高額で販売できるような不動産価値の創出につなげたい考えです。
(2)自治体と連携して、空き家問題解決に貢献
中長期的には、社会問題化している空き家問題にも取り組んでいく計画です。自治体と連携し、都内の空き家・空きオフィスを「モノオク」上で運用する実証実験も実施しており、全国の空き家を「モノオク」で有効活用する循環型の取り組みを通じて、社会問題の解決につなげていきたいとしています。
(3)将来的なEXITはIPOを想定
(出典:FUNDINNO)
(4)2028年までに稼働数約4.7万件を計画
(出典:FUNDINNO)
株主構成
モノオクでは、以下のVCや事業会社、エンジェル投資家より出資を受けています。
・W ventures株式会社
・株式会社サムライインキュベート
・フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
・小林憲人
・須田将啓
・中野智哉
・宮崎芳文
・イーソーコグループ
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・ツクルバ <2978> [東証G]
・JTOWER <4485> [東証G]
・ユナイトアンドグロウ <4486> [東証G]
・スペースマーケット <4487> [東証G]
・エアークローゼット <9557> [東証G]
新株予約権者優待
■優待の基準日
毎年9月末日
■優待内容
新株予約権9個以上:ゲストに対するモノオクへの手数料(スペース利用料の10%)が無料(1人、1年間に1回限り)
■申し込み方法
同社サービスサイトで使えるクーポンコードを入力
※優待を利用した契約が次年度以降にまたがる場合も継続して、「ゲストに対するモノオクへの手数料(スペース利用料の10%)が無料」が適用される。
発行者・募集情報
■募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
モノオク株式会社
東京都世田谷区上馬一丁目32番3号
資本金:120,961,363円(2022年7月21日現在)
発行済株式総数:32,339株(同)
発行可能株式総数:100,000株
設立日:2015年4月16日
決算日:10月31日
※発行者は、2022年9月27日を効力発生日として、1億円の減資を行う予定。なお、2022年7月21日時点での資本金を基準とした減資後の資本金は、20,961,363円となる。
■本新株予約権の発行者の代表者
代表取締役 阿部祐一
■本新株予約権の数(以下の個数が上限)
8,001個
■本新株予約権の払込金額
1個あたり 10,000円
■投資金額のコース及び個数
90,000円コース(9個)
180,000円コース(18個)
270,000円コース(27個)
360,000円コース(36個)
450,000円コース(45個)
■申込期間
2022年8月22日~2022年8月26日
■目標募集額
38,970,000円(上限応募額 80,010,000円)
■払込期日
2022年9月20日
■目標募集額達成時の資金使途内訳
・調達額3,897万円を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 2,060万円
開発人件費 979万円
手数料 857万円
・上限応募額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額4,104万円(目標募集額3,897万円と上限応募額8,001万円との差額)を以下の目的に充てる予定
広告宣伝費 2,213万円
開発人件費 987万円
手数料 902万円
■連絡先
モノオク株式会社
電話番号:050-5880-6858
メールアドレス:info@monooq.com
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼<複数VC出資>2.4兆円超シェアリングエコノミー市場に新星!空きスペース0.5畳~副収入、物の置き場に困ったらレンタル収納シェア「モノオク」
株探ニュース