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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 8月14日版
日経平均は9月まで上値の重い場所を探る動きになる公算
1. 日経平均は目先、急落する動きにはならない展開
日経平均株価は、前週の価格が上昇したことで、8月中、積極的な下げの流れを作り、6月20日の安値2万5520円を目指す展開にはならない可能性が大きくなったと言えます。
8月は、月足が陽線引けするという見方が有力になっています。月足が陰線引けするとしても、月内は8月2日の安値2万7530円を大きく下回る展開にならないと推測できます。
前回、「本年の年足が陰線引けするなら、目先の価格が1月5日の高値2万9388円を超えられずに上値を抑えられて、3月の安値2万4681円を割る動きになる」と書きました。
2万8000円から2万9388円までの1000円前後の値幅の範囲が強力な壁になっているので、2万8000円前後の値位置では強く上値を抑えられて、8月が月初から下げの流れを作ると推測しました。
しかし、前述した通り、前週の価格が上昇したことで、2万8000円以上の値位置が強い壁になっていないことや、8月が積極的に下げる流れになりにくい状況を示したため、目先は上値を試す動きを継続する可能性を考えておく必要が出てきました。
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1. 日経平均は目先、急落する動きにはならない展開
日経平均株価は、前週の価格が上昇したことで、8月中、積極的な下げの流れを作り、6月20日の安値2万5520円を目指す展開にはならない可能性が大きくなったと言えます。
8月は、月足が陽線引けするという見方が有力になっています。月足が陰線引けするとしても、月内は8月2日の安値2万7530円を大きく下回る展開にならないと推測できます。
前回、「本年の年足が陰線引けするなら、目先の価格が1月5日の高値2万9388円を超えられずに上値を抑えられて、3月の安値2万4681円を割る動きになる」と書きました。
2万8000円から2万9388円までの1000円前後の値幅の範囲が強力な壁になっているので、2万8000円前後の値位置では強く上値を抑えられて、8月が月初から下げの流れを作ると推測しました。
しかし、前述した通り、前週の価格が上昇したことで、2万8000円以上の値位置が強い壁になっていないことや、8月が積極的に下げる流れになりにくい状況を示したため、目先は上値を試す動きを継続する可能性を考えておく必要が出てきました。
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