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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:JWSは大幅に5日続伸、フォースタがストップ高

PSS <日足> 「株探」多機能チャートより

<7707> PSS 584 +13
大幅に反発。東証が5日から信用取引規制を解除し、売買が活性化するとの期待から買われている。プレシジョン・システム・サイエンス株は前営業日まで信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする規制措置を受けていた。日証金も増担保金徴収措置を解除している。7月26日に年初来高値を記録してから株価が軟調に推移していたため、押し目買いも入っているようだ。

<7386> JWS 1509 +112
大幅に5日続伸。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の営業利益を4.12億円と発表している。主力商品の「あんしん修理サポート」に加え、カギ・水まわり・ガラスの緊急駆け付けサービス「あんしん住宅サポート24h」などの営業拡大が奏功した。通期予想は前期比5.5%増の5.12億円で据え置いた。進捗率は80.4%に達しており、業績の順調さが好感されているようだ。

<4565> SOSEI 1613 +29
大幅に続伸。提携先のニューロクライン社から、統合失調症を対象としたNBI-1117568の第II相臨床試験の新薬臨床試験開始申請(IND)が米食品医薬品局(FDA)に受理され、試験開始可能になったと通知されたと発表している。臨床開発でのマイルストンの達成で、そーせいグループはニューロクライン社から3000万米ドル(40.10億円)を受領する。全額を22年12月期第3四半期に計上する見込み。

<3698> CRI・MW 999 -76
大幅に反落。22年9月期の営業利益を従来予想の3.17億円から0.75億円(前期実績2.84億円)に下方修正している。ゲーム開発/運営で下期の大型アプリの運営収入増や黒字化の計画が想定通りに進んでいないほか、ミドルウェア/ツールで新製品の販売開始時期が遅れているため。エンタープライズ事業でのモビリティ事業へのリソース集中や先行投資増加なども利益を圧迫する要因となる見通し。

<7089> フォースタ 2794 +500
ストップ高。23年3月期第1四半期(22年4-6月)の営業利益を1.89億円と発表している。単体ベースの前年同期実績は1.41億円。タレントエージェンシー&オープンイノベーション事業で人材紹介サービスや大企業向けのデータ販売が堅調に推移した。通期予想は前期比5.4%減の5.70億円で据え置いた。進捗率は33.1%に達しており、好調なスタートが評価されて買いが殺到しているようだ。

<7372> デコルテHD 1043 +40
大幅に続伸。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の営業利益を前年同期比50.6%増の12.75億円と発表している。スタジオ事業で主力のフォトウエディングサービスが堅調に推移したことに加え、アニバーサリーフォトサービスも伸びた。通期予想は前期比63.8%増の14.27億円で据え置いた。進捗率は89.3%に達しており、会社計画の達成を確実視する向きが買いを入れているようだ。
《ST》

 提供:フィスコ

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