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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後は東京エレクの下落に連動し、短期筋がショートの動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比40円安の2万6190円(-0.15%)前後で推移。寄り付きは2万6360円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6440円)にサヤ寄せする形で買いが先行し、その直後には2万6420円まで買われた。ただし、現物市場の取引開始後には戻り待ちの売りに押されて軟化すると、前引けにかけて下落に転じており、一時2万6100円まで売られる場面も見られた。売り一巡後は下げ渋り2万6200円を挟んだ保ち合いを継続。

 祝日明けの米国市場の上昇については、前日の米株先物が強い動きだったこともあり、織り込み済みと見られ、寄り付き後の弱い値動きは想定内の動きであろう。また、米株先物がマイナス圏で推移していたほか、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]が寄り付きをほぼ高値に下落に転じるなか、短期筋によるショートの動きもあったと見られる。なお、日経225先物は売り一巡後は2万6200円水準で下げ渋る動きを見せているため、後場はオプション権利行使価格の2万6125円~2万6375円のレンジ推移が意識されそうだ。

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