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【市況】東京株式(前引け)=小幅続伸、米株高好感も朝高後に値を消す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前営業日比9円64銭高の2万6255円95銭と小幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億7216万株、売買代金概算は1兆3312億円。値上がり銘柄数は813、対して値下がり銘柄数は943、変わらずは82銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株高を受け朝方はリスク選好の地合いで日経平均が続伸して始まったが、買い一巡後は上値が重くなった。NYダウは600ドル以上の急反発をみせたものの、これに先立って日経平均は前日に470円あまり水準を切り上げていたこともあって、きょうは目先筋の戻り売り圧力が強まった。日経平均は一時マイナス圏に沈む場面もあったが、前引けは小幅プラス圏で着地している。なお、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回った。

 個別では東京エレクトロン<8035>が大幅反落となったほか、売買代金断トツのレーザーテック<6920>も安い。三菱商事<8058>も商い増勢のなかも売りが目立っている。日本郵船<9101>が軟調、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も値を下げた。三井松島ホールディングス<1518>が急落、新光商事<8141>も大幅安。半面、ダブル・スコープ<6619>が売買代金を伴い大幅高、武田薬品工業<4502>も上昇した。NTT<9432>も堅調。ツルハホールディングス<3391>が値を飛ばし、三菱自動車工業<7211>も物色人気となった。

出所:MINKABU PRESS

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